日本シルクロード文化センター主催
シルクロード講座とシルクロードサロン
第2回:5月9日(土)13:00〜16:00
シルクロード講座:古代日本のシルクロードと大陸文明の導入 ー 奈良・太宰府・対馬・壱岐に学ぶ ー
  講師:野口信彦日本シルクロード文化センター代表
シルクロード・サロン:ウイグル料理の楽しみ方、作り方
  ポロ、カワップ、コルダックなどウイグル料理4種をその場で調理して、味わいました。
場所=「みんなの広場」(小田急線和泉多摩川駅から歩いて5分)

第2回の様子

天気の悪かったゴールデンウィークと打って変わって、すばらしい晴天となった5月9日、第2回の新シルクロード講座とシルクロードサロンが開かれました。photo1講座には21名、サロンには20名の方が参加してくださり、実員で23名の参加でした。

講座は野口代表の「古代日本のシルクロードと大陸文明の導入」で、「日中友好新聞」に連載した記事をテキストに、奈良・太宰府・対馬・壱岐を訪れて発見した古代日本とシルクロードのつながりを話しました。記事のタイトルを紹介すると、「天平の甍とシルクロード」「宮沢賢治とシルクロード」「スフィンクスと狛犬」「雅楽と二胡・胡弓」「唐招提寺の住職はソグド人だった」「ギリシャが奈良にやって来た」「国防や外交の要衝・太宰府政庁」「遣唐(随)使より足しげく往来、朝鮮との交流・交易」です。(これらの記事は当ホームページ「日中友好新聞連載・シルクロードの光と影」第19回〜第26回に載せてありますので,そちらもご覧下さい。)
「唐招提寺の住職はソグド人」や「宮沢賢治とシルクロード」など初めての話や再発見で、みなさん興味深く聞いておられました。

調理中

シルクロードサロンはウイグル料理の会食。来日中のウイグル人ヌルさんの指揮のもと、会員有士が前日から下ごしらえ、当日午前中、講座の最中にも準備を進めて、サロンが始まる頃には良い匂いが会場に漂う状態に。春雨と人参と水菜のサラダ、鶏肉とジャガイモと人参とピーマンとトマトのウイグル風肉じゃがのコルダック、これまた人参と羊肉たっぶりの会食炊き込みご飯ポロ、羊肉の串焼きカワップ。どれもおいしくて、羊肉の苦手な方も、ヌルさんの焼いたカワップを何本もおかわりしていました。ちょっぴりアルコールも入って和気あいあいのにぎやかなひとときでした。
食べ物がおなかに収まった頃,ヌルさんからウイグルでよく食べる料理を写真付きで紹介してもらい、次には何々が食べたいと、またもや食欲のわく参加者たちでした。準備時間がかかるため作り方をお見せできなかったのが残念でした。

今回も3名の入会者がありました。

当日の様子はブログでも紹介していますのでご覧下さい。

<2009年度のこれからの予定>
第3回 6月13日(土) チベットと近現代のアジア/チベットの歴史と文化
第4回 7月18日(第3土)中央アジア・キルギスを旅して/キルギスの歴史と文化
8月休講
第5回 9月12日(土)もう一つのシルクロード=チベット、青海、甘肅、寧夏回族自治区、内モンゴル、ウイグル
第6回 10月10日(土)パミール高原
11月8日(日)講演会予定
第7回 12月12日(土)
第8回 1月9日(土)
第9回 2月6日(第1土)
第10回 3月6日(第1土)
<問合せ先> Tel & Fax: 03-3480-4478(野口)
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